佐倉〜歴博〜印旛沼〜花見川〜船橋

今回は花見川。



という事で佐倉の駅へ。
途中、千葉あたりで雨が降りだす。
ゲ!たしか今日は曇りとか言っていなかったか?
佐倉に近づくにつれて、どんどん雨は酷くなって行く。
ひえ〜。参ったな〜。
しかし、佐倉についたら雨は振っていない。
お、ラッキー。


(佐倉の駅)
すぐに自転車を組立て、歴博を目指すが、川を越えたあたりで雨が突然、降ってくる。
木の下で上着を着込み、もうちょっとだからと歴博(歴史民族博物館)を目指す。
前回とは少しコースを変えて今回はさらに近くの道へ行くが、結局、木の階段だった。
しょうがないからこのまま階段を登る。
ひいこら言いながら登って、アスファルトの道を走り歴博へいく。
さすがに靴の中まで雨水が入ってくる。

歴博の自転車置き場には屋根があるので、ここで一息。
靴の中は、もうグチョグチョ。
歩くと中から水が出ていく程。
ズボンは濡れてしかもパンツが透けて見えるほど。
セクシーだこと。


(歴博の駐車場)

こりゃ、集中豪雨だな〜。
最近、日本もスコールが増えているような気がするけど、これもその影響だったのだろうか?
まあ、こんな所で待っていてもズボンが乾く訳でもないので、荷物を外して歴博に向かう。

歴博の入り口の前で、濡れた服を絞っていたら、警備のおじさんが中に入れと言ってくる。
いや、気持ちはうれしいんだけど、もう少し水を絞ってからでないと、そちらに迷惑。
少し落ちついたので中に入る。
クツがぐちゃぐちゃいっている。
ロッカールームの下は水たまりができている・・・・
さっそく、前回のつづきへ向かう。



(こんな物をもって出雲へ行っていたらしい)

旅をテーマにしている所を見たが、昔の日本人は摂取カロリーが少ないとか聞いていたけど、
展示物を見るかぎり、

(けっこう良い食い物だと思う)


けっこう良い食い物を食っていたと思うぞ。

旅館の模型では、看板があるが、

(旅館の玄関の入り口にあった看板)



これ、もしかして、今の”○○様、御一行”って奴?


(当時の船)

帆が中心に一つなので、あまり高速では進まなかったろうし、向かい風に対してはどうしていたんだろう?
ジグザク走行でもしていたのかな?


(朝顔って江戸の伝統だったらしい?)

(当時は、こんな書籍も発刊されていたとか。)




(蚕の飼育マニュアル)


しかも、
蚕のサンプルをちゃんと当時から置いているそうな。

(蚕サンプル)


1792年頃から置いてあると書いているが、200年前!!
200年前の繭のサンプル?
すげ〜。歴史的価値。
次に算学のサンプルがあったが、ここでカメラが壊れた。
どうやら水滴がカメラに入ってしまったらしい。
という事で、ここから先は映像は無し。
算学もけっこうむずかしい。
そこからさらに信仰のブースを見る。
おもしろかったのは村の信仰の”鹿嶋様(かしまさま)”藁のデカイ人形を作っていた。
また、天狗、カルラ神、河童などの石像もあった。
麒麟(キリン)の絵などもあった。
ちなみにカルラ神は西洋のガルーダが大陸と海を渡って日本に伝来したもの。
キリンは西洋のグリフォンが日本に伝来した物。

服は大分乾いてくる。さすがアイスタッチ、雨で濡れてそのままエアコンで冷やされるので、かなり冷えて来る。
寒くなる場所で着てはいけないそうだが、我が身を持ってその意味を体験しようとは。
企画展示は呪いと信仰と占い。
全面、撮影禁止になっていた。死語の極楽、地獄の話や、幽霊の絵もおいてあったりして面白い。
しかし、死については人の永遠の不安なのかもしれませんな。

ちなみに、昔、私の友人は寺の息子で、そいつの家に泊まりにいくと、ゆうれいの掛け軸がかかっている所に
いつもみんなで泊まらされた。
夜中に起きると、これがまたぼーと青白く月明かりを受けて光っているという最高に風情のある場所。

さすがに冷えきっているので、喫茶店でコ=ヒーを飲む。ついでにケーキも食べる。
いちおう全部見たので、出口に向かうと外はしっかり晴れている。
をいをい。
結局、入ってから出るまで2時間ぐらいかかっている。
さて、荷物を自転車にとりつけ、スピードメーターを取り付けると、雨が侵入したらしく死んでいる。
ゲ!スピードメーターもかい!
う〜ん。これからはスピードメーターを止めてGPSにするかな〜。
とにかくまあ、印旛沼方面へ行く。
今回は、出口からまっすぐに出て、京成線の脇を走る。
川にぶつかりそこから風車へ行く。
風車脇の橋その物は完成。車もすでに通っている。
しかし、橋の歩道部分と道をつなげる部分がまだできていない。
な、なぜに?
あ〜。そうか業者が違うんだ。
しょうがないな〜。
あと少しだからさっさとやってね〜。
風車脇で食事を取る。
雨が降ったせいか、自転車乗りが少ない。
食事中は服を乾かす。
靴も脱いで足を乾かす。
いや〜。ほんと参ったな〜。
もう一本速い電車で行っていたら雨には降られなかったろうし、おそらく雨が止んでから歴博を出たと思う。
またもう一本遅い電車で行っていたらこんどは雨が降り終わった後だろう。
絶妙のタイミングで一番、雨にふられる電車を選んでしまった。
食事もおわり、服も乾いてきたので、さらに先を目指す。
風は今はなぜか追い風ぎみ。風に押されながら、印旛沼を抜けて、花見川へ入る。
舗装がボロボロだった場所がなぜかしっかりと舗装されている。
地元からクレームが来たか?
道をそのまま走り、八千代のふるさとステーションで休憩。
走り出してまだ時間も短かったので中に入らずに外の屋根のある場所で休憩をする。
休憩をしているとお爺さんが涼を求めて、こちらに来る。
自転車に興味を持ったのかお爺さんが、例によって聞いてくる。
こちらも例によって、
分解できる事、サスペンションがある事。荷物が積みやすい事。値段が高い事などを説明する。
どれぐらいの速度で走るのか?と聞かれたので、ここまでは時速30kmぐらい、追い風だったら40kmぐらいで走ると
言ったら、驚いていた。
じ〜さん、そんなに自転車って遅いと思っていたのかい。
リカベントだったら平地はもっと速く走れるぞ。
と説明しようかと思ったがリカベントその物まで説明しないといけなくなるから辞めた。

走り出すと風が向かい風ぎみになっている。
まあそれでも基本的に問題は無いと。
排水場の脇を抜けて一般道に入ると、神輿(みこし)が道の脇からこちらへ向かおうとしている。
まずい、すぐに逃げないと、と速度をあげて抜けると、その神輿を持っている大人は女装している人ばっかり。
な、なぜに?女装の祭りなのか??
疑問を感じながら、砂利道へ入る。
さすがにここは路面が乾いていない。しっかりと水たまりもある。
水たまりの脇を通った後もある。ドロヨケがない自転車は苦労している訳ね。
そうこうしているうちに花島橋脇の休憩所に到着。
一息ついて、さらに先へ行く。
鈴木警察犬訓練所の近くにきた時に、前方を馬が走っている。
え?馬??
自転車道に馬??
近づいて見てみるけどやっぱり馬。
なぜに、馬が自転車道を??

疑問を感じながら走り幕張近くまでくる。
このまま休まずに船橋方面へ行く。
ららぽーと脇にお風呂ができたので、そこへ入ろうと思って走ってきたが人が一杯。
あきらめて自宅へ向かう。
しかし旧ヘルスセンターにまたお風呂ね〜。変な感じ。



今回の目玉。

1,突然の雨には気をつけましょう。
2,雨水が入って動かなくなったカメラ。
3,昔の日本人の食事は思ったよりもカロリーは高かった。
4,馬って軽車両?


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