養老渓谷〜麻面原〜誕生寺〜鴨川

今日は、何故か麻面原。




朝9時半頃五井駅発の小湊鉄道に乗る。
車内アナウンスが女性の声。
あれ?テープでも入れたのだろうか?
いや、女性の車掌だ。
小湊鉄道も女性の車掌を入れるようになったんだ。
列車の先頭の方には、カメラオタク(列車オタク?)が複数居る。あちこち撮りまくっている。
もちろん、女性の車掌もしっかりと撮られている。
な?何の目的で??
名札を見たら、この女性はまだ見習いらしい。
なるほど。
しかし、なんで今日はこんなにカメラを持った人が多いんだ??
止まった駅で窓の外を見ると、2名程が、この電車の写真を撮っている。
あれ?なんだ??
次の駅の途中でも写真を撮っている人を見かける。
なんだ?なんだ??
良く解らないから、とりあえず車両ナンバーを撮っておく。

(カメオタに大人気の女性の車掌)

(この車両番号)


そうこうしているうちに、列車は養老渓谷駅へ到着。

(養老渓谷駅)

(房総ふれあいの道の案内図)



今日はハイカーも少ない。
天気は曇り気味。
自転車を案内図のそばで組み立てていると、タバコを加えて三脚をかかえた奴がじ〜と看板を見ている。
タバコを口からはなしてもやっぱりじ〜と見ている。
おっさん。ケムイんだよ!!
自然観光の地で外でタバコを吸うなよ!
子供だって回りにいるだろうがぁ〜!!
迷惑なやっちゃな〜。
と怒ろうとしたら、おっちゃんのタバコが燃え尽きていた。

今日はこの辺でかんべんしたろか〜。

今回は登山モードのAM-GT。
走り出すが、ポジションが違う。
ゲ!しまった。GTのハンドルはショートタイプだ。
いつものように走るが、いつものように途中で迷っているハイカーが居る。
みなさん、ここで迷うんだね。
地図を見ているので、どうやら大丈夫らしい。
心配しなくても良いらしい。
養老渓谷のメインストリートへ行く。

(養老渓谷の橋)

前を見るとなにか紺色の服を来た人たちが車を一時停止させている。
なんだ???
近寄ってみたら、太いホースが道を横切っている。
あ、なるほど、消防団の方。ホースをまたぎ、先へ向かう。坂を登り、トンネルを越えて交差点を渡り、
きつい上り坂の手前に来る。


(きつい坂への入り口)

ここで、ストレッチ。
しっかり筋肉をほぐして、さてと行きますか。
やっぱきついな〜。
まずは、ひと坂登る。ふう〜。


(ひと坂越えた所、コースは正面の道)

やっぱ、きついな〜。
それでもペダルを踏んでりゃ、前には進むさ。
ってんで、坂を登る。
後ろから車が来ないから道一杯にジグザグになりながら走る。


(出だしはこんな感じの道)

カーブの先で休憩。
ふう〜。
お茶を一口飲んで、さらに走る。
さらに1kmぐらい走ったら、また休憩。
お茶をまた一口飲んで、さらに先へ行く。
しかし、次のポイントまで後どれぐらいと、
GPSで現在高度と現在位置を確認できるのは助かる。
そろそろ、前半ピークの高度にくる。
ふう。あとはもうかなり楽。
例の三差路に到着して、休憩。
あれ?結局2回しか休憩をとらなかったな?
道に慣れてきたのと、先が読めていたのと、体力が上がってきたのが原因か?


(三差路にあった看板)

1トンって乗用車一台分ぐらいの重さじゃん。
とか見ていたら、目の前からワンボックスの車が来る・・・
どう見ても1トンは越えていないか?
まあとにかく先へ行くべと走り出す。
前に影崩れしていた場所がどうなっているか気になって注意して見てみると

(ガケ崩れを工事した後)


しっかりと工事されていた。
下りが多いとは言え、まだ少し登る場所もあるが、当初の坂よりも厳しくないので、
精神的には楽な状態。

(峠俗が好きそうな道)


苔むした道とか通りながら、そうこうしているうちに麻面原へ到着。

(旬が終わりつつあるあじさい)


ここで、おべんとう。おにぎりを食べる。水筒の水はここで使い果たすが、まだ中に氷が残っている。
今回は予備にもう一本、500ccのお茶を凍らされて持ってきたが、まだ1/4ぐらいしか溶けてない。
食事が終わり、トイレを借りて、水分を補給して、さてとおいしい下り。


(だそうな)

しかし、じゃり道が異様に荒れている。
こりゃ、危ない。
ゆっくり下る。
舗装路になり、こんどこそ下り。
だけど、なんか体のどこかがチクっと痛い。
なんだ?トゲでも刺さったか?
なんだろう?
うん?触ると何かが居る。
自転車を止めて、服をはたくと何かが落ちた。
アリか何かの虫が入ったか。
おいだしたので、もう安心。
下りに専念をする。
途中で、さっきの麻面原で食事をしていたハイカーを追い越し、
例の休憩所の前で写真を撮る。

(今回はGTとステレスジュビリー)

(と〜くに海が見える)


後は下るだけじゃ〜。
ってんで楽しく下る。溝もカバーがしっかりされているので、気にせず下る。
コーナーを曲がった先でカバーの無い溝が出てくる。
ゲ!間に合わない。
飛んでかわす。
あ〜。あせったぁ〜。まさかコーナーを曲がった先で出てくるとは思わなかった。
次の溝もカバーが無いけど、今度は大丈夫。
県民の森の入り口まで重力に任せて下る。
ここで気圧変化への対応(つまり鼻をつまんでフッとする。)


(ヒルよけスプレー)

さてと、一息ついて、天津小湊を目指すが、
自転車に乗った子供とまっ赤な顔をした母親らしき女性が自転車を押しながら登ってくる。
ママチャリでは変速機がついて無いから辛いだろうに。
県民の森から一般道に入る。
なんか空気がムッとしている。
300mの高度差は大きいな。
ここから先も基本的には下り。
多少登り坂もあるが、GPSのおかげで先が見えるので精神的に楽。
とか思いながら海へ到着。
うわ〜。すごくむっとしている。
夏やの〜。


(安房小湊の海)

ってんで、ここから関東ふれあいの道のチェックポイントの誕生寺を目指す。

(鎌倉時代の仏教家がはじめて日蓮宗を起こして750年)

(天津小湊と言えば鯛の浦)



勝手、知ったる天津小湊。
誕生寺に行き、フィルムカメラで仁王門の前で自分の写真を撮る。

(仁王門)

(境内案内)


1ポイントゲット!

次に例の絶景を見に行く。
坂道を登り、

(トンネル)
トンネルを抜けて振り返ると。


(絶景)

景色を堪能して、今度はお風呂へ向かう。
お風呂と言えば鴨川の簡保の宿。
(わざわざ、風呂へ入りに安房小湊から鴨川まで行く)
トンネルをまた戻って、下りを堪能して、天津小湊の海岸を見て、またトンネルを抜けて、
サットグランドホテルの前で祭りの囃子の音がする。
なんだ??
お!128号線の安房天津方面への道が祭りで閉鎖されている。
車はパイパスを通るようにとの指示。
自転車は気にせず通る。
車がこないならと、つい蛇行走行なんぞをして見たりして・・・


(右はバイパス、走っている道は車が来ない)

楽しんでいたら、神明川の手間で後ろから軽が来る。
あれ?
まあ良いか、神名川の脇からバイパスの下を通り、バイパスのトンネル手前でパイパスに合流。
パイパスは鴨川まで、真っ直ぐな道でトンネルが多く、自転車・歩行者用の道があるから
涼しくて安全性が高いのでお薦め。
トンネルを複数抜けて、鴨川の海が見えてくる。
となりの車と同じ速度で坂を下り鴨川の海へ到着。

(鴨川の街灯)

さっそく簡保の宿へ向かい、お風呂へ入る。
なんと、お風呂だけではなく、ビールとお風呂のセットとか、食事とお風呂のセットとかもある。
簡保の宿も進歩しているものだ。
受付にはシーワールドのナイトツアーの案内がある。
シャチは夜は寝てないのか??

(簡保の宿)

(シーワルドと海)


700円を払って、お風呂で汗を流す。ふう〜。やっぱ、汗をかいたらお風呂だよな〜。
お風呂から上がって100円マッサージをしようと思ったら、健康器具の宣伝マンから声をかけられる。
試してみないかって言われたので試してみる。
寝ながら背骨を伸ばすタイプのマッサージ機。足のふくらはぎとか臀部とか、
圧しは弱いがけっこういける。
終わったので、100円 足裏マッサージをアイスを食べながら行う。

(足裏マッサージ)

(今日のアイスはコーヒー)



終わると足の裏がジンジンしている。

ところが、別のマッサージをしに来た人が間違ってこの足裏マッサージにお金をいれてしまい、
結局その方にそのまま使ってくれと言われる。お金を渡そうかと思ったら入らないとの事。
お!らっき〜!
100円得した。

汗も流したし体もほぐれたので、鴨川駅へ向かう。

(安房鴨川駅)

16時8分発の新宿わかしお号がある。
自転車をバラしているとバイクフライデーがやってくる。
しかもガイコクジン・・・

とりあえず、軽く挨拶をするが、バイクフライデーを鴨川で見たのははじめてだな〜。
高崎では一ヶ所で良く見るけど。
ドイツ人かフランス人かアメリカ人かオランダ人か解らないので、

きゃんゆ〜すぴ〜くじゃぱに〜ず?

などとは聞かずに素直に日本語で話をする。

(関係ないが日本に住むなら日本語を話せ!そこの外資系のアメリカ人!)

話をすると、ニューヨーカーで奥さんが日本人で、
今は津田沼に住んでいて(御近所??)
小学校の教師をしていて、もうアメリカに戻るらしい。
外国人用の7月一杯までの電車のフリーパスチケットを持っていた。
彼は館山まで輪行して館山から鴨川まで走ってきたらしい。
彼が言うには、この国は便利な国ですね〜。だとの事。


(バイクフライデーのニューヨーカー)

アメリカではこんなに公共の交通機関が発達してないので、そう感じるらしい。
(国の広さが根本的に違うという話もあるが・・・)

だよね〜。自転車乗っているなら電車にのっけて現地まで移動するようにすれば、
わざわざ車で移動する事も無いだろうに。
今は自転車は分解しないと載せられないけど、それならそれで、
日本の自転車メーカーも電車での移動を前提に折畳み自転車を考えれば良いのに。
ちゃんとした物が出てこないから、BD系とかブロンプトとかダホンとかバイクフライデーとかモールトンに客を取られるんだよ。
畳んだ時に前の座席との間に入るような大きさになるような、しっかりした物を作れば売れるだろうに。

ってんで分解に時間がかかっている彼を置いて先にホームに入る。
電車を待っていたら来た車両はビュー!
お、もしかして新宿わかしおもビュー車両に変わったのか?



(ビュー車両)

置いてきた彼が行方不明だがとりあえず電車に乗る。
電車が出て次の駅でベッカムヘアーの兄ちゃんが前に座る。にいちゃん、もうそのヘアーは終わったぞ。
次の駅で香水の匂いがすごいねえちゃんが前の席に座る。つ、つらい。ねえちゃん、微香性にしてくれ。
とか嘆きながら津田沼駅で降りる。さっきの彼と駅でまた会う。
メールアドレスを交換して別れる。



ログデータ(Potファイルその物)


今日の目玉
1,カメラオタクに大人気の女性車掌
2,ナビはやっぱり便利
3,とりあえず、1ポイントゲット!
4,バイクフライデーのニューヨーカー
5,車両はやっぱりビュー



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